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平成 26 年度 総会

平成26年度総会・講演会・役員会・懇親会は2014年4月18日(金)に仙台市で開催された。。

1. 北支部総会 15:00〜16:00
 
場 所
東北大学金属材料研究所本多記念館 視聴覚室
   藤代庶務幹事より総会員数87名に対し、総会出席者数23名と委任状数14通の合計37名が支部規約の定足数を満たしており、総会が成立した旨の宣言の後、議長に鈴木晴彦氏(福島高専)を選出した。
渡辺支部長挨拶の後、以下の議事について話し合った。
 
(1)
平成25年度の活動報告
 
(2)
25年度の決算報告及び会計監査報告が諮られ承認された。
 
(3)
平成26年度の支部役員・事業会員案
 
(4)
平成26年度活動計画案
 
(5)
平成26年度予算案が諮られ承認された
   このうち平成26年度活動計画の主な内容として、8月4日- 8月5日に秋田市で低温工学協会材料研究会との共催による「支部研究会」を、9月4日- 9月5日に岩手県鶯宿温泉で「超伝導・低温若手セミナー」を、11月15日に仙台市で「市民講演会」を、12月4日- 5日に東北大学青葉記念会館で応用物理学会東北支部との共催による低温工学・超電導学会東北支部学術講演会開催する予定である。また、平成26年度の役員会は、平成27年に予定されている支部20周年年記念事業に向けて、例年よりも1回多い4回を開催予定としている。
2. 記念講演会 16:00~17:00
 
場 所
東北大学金属材料研究所本多記念館会議室 視聴覚室
 
参加者
30名
 
題 目
「三菱電機における超電導マグネット製作について」
 
講演者
横山彰一氏((株)三菱電機 先端技術総合研究所)
   三菱電機において長らく超伝導応用機器開発に携わって来られた横山氏に記念講演をいただいた。冒頭では、1961年に日本初の国産ヘリウム液化機開発に成功したことから始まり、これをきっかけに超伝導機器開発へと展開していったと三菱電機における超伝導開発経緯を説明した。その後、数年でTa添加NbTi線材開発を行い、これを用いて6Tの超伝導マグネット開発に1965年に成功したとのことである。その後、MRI・加速器・MCZ・ニュートリノビームラインなどの比較的大口径超伝導マグネット開発を継続的に実施してきた内容について紹介した。特に継続的な開発によって培った技術の蓄積が重要とのことで、現在は経産省プロジェクトを受託し、高温超伝導を用いた3T-MRI と医療用シンクロトロンの超伝導マグネット開発を行っているとのことである。高温超伝導を用いたマグネット開発において、MRIでは線材の磁化と磁束クリープが、加速器では交流損失が主に問題となるとのことである。
3. 平成26年度第1回役員会 12:30~14:30
 
場 所
東北大学金属材料研究所 強磁場超伝導材料研究センター 会議室
 
参加者
22名
  総会に先立って、総会の運営打合せと資料確認および20周年記念行事に関する意見交換を行った。
4. 懇親会 17:30~19:30
 
場 所
東北大学金属材料研究所 強磁場超伝導材料研究センター 会議室
 
参加者
19名
  総会、講演会の終了後、記念講演者の横山氏を交えて恒例の懇親会を開催し、支部会員の親睦を深めた。
 
図1:平成26年度北支部総会
 
図2:三菱電機横山氏による記念講演
(東北大学 淡路 智)

平成 26 年度 総会のご案内

 2014年度総会・講演会を、下記の要項で開催致しますのでご案内申し上げます。
 東北・北海道支部の会員各位には、別途メールで出欠確認の連絡を差し上げますので、4月15日(火)までに下記の庶務幹事・藤代まで連絡をお願いします。また、欠席の場合には必ず委任状を返信くださいますようお願い申しあげます。

日 時
2014年4月18日(金)
会 場
【総会・講演会】東北大学金属材料研究所本多記念館会議室 視聴覚室(3階)
【懇親会】金属材料研究所 強磁場超伝導材料研究センター会議室(3階)
1. 総会(15:00~)
議 題
(1) 2013年度活動報告、(2) 2014年度運営計画、(3) その他
2. 講演会(16:00~)
講演者
横山彰一氏 三菱電機(株)先端技術総合研究所
講演題目
三菱電機における超電導マグネット製作について
3. 懇親会(17:30~)
会 費
3,000円
申込締切
2014年4月15日(火)
申込方法
e-mailで下記へ申込
問合せ先
岩手大学工学部マテリアル工学科 藤代博之(庶務幹事)
〒020-8551 岩手県盛岡市上田4-3-5
TEL/FAX:019-621-6363 E-mail:fujishiro@iwate-u.ac.jp
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